悪気のない老婦人方・・・

お久しぶりです。おやぎ夫です。

 

今回は、花粉も落ち着いてきて(妻が花粉症)、暖かい日も増えてきたのでおやぎ一家で近隣を散歩していたときの出来事についてお話ししたいと思います。

 

今回の記事については皆さんだったらどう考えるのか?

それを知ることができればと思います。

なので読者の皆さんは、

「私ならこうしているな、・・・」、「私はこうだと思うな・・・」

みたいなコメントいただけるとすっごくありがたいです!

 

 

それでは本題に入ります。

 

とある休日の出来事です。

天気のいい日に3人で近くの河川敷を散歩しに行った帰り道のことでした。

 

3人組のお年寄りの御婦人方と遭遇し、ベビーカーに乗ったこやぎを見て、

 

老婦人A「あらぁ可愛いわねえ。何ヵ月?」

妻「4ヵ月です」

 

老婦人B「いやぁ笑ってくれてるわぁ、元気やねえ、大きくなるのよ~、まだ人見知りは始まってないのかなぁ??」

老婦人A「おっぱい?ミルク?」

 

妻「両方ですね。おっぱいの出が多い方ではないとは思うのでミルクで補っている感じです。」

老婦人A「そうなの~。ミルクじゃなくて、なるべくがんばっておっぱいを出してあげるのよ。おっぱいの方が栄養もあるし赤ちゃんのためにもお母さんがんばらないと!」

妻「そうですね。がんばります。ありがとうございます。」

老婦人A「お母さんのおっぱいたくさん飲んで大きくなるのよ~」

夫婦「ありがとうございました~」

 

大まかにはこのような会話でした。老婦人Cは、終始こやぎの掛け物が取れるたびにかけてくださっていました。

 

さて、読者の皆様はこのやり取りについてどうお考えでしょうか??

私の第1印象は、

「ああ、こういう人たちの悪気ない一言が、ママ・パパにプレッシャーをかけてしまっているんだなあ。自分の子育てに自信が持てなかったり落ち込んだりする原因になってるんだな」

です。

 

母乳が赤ちゃんの発育や免疫生成に有効なのは間違いないと思います。

しかし、最近の子育て用のミルクは母乳の成分になるべく近づけてあるし、何よりお手軽だったり、母乳の出が悪いママたちにとっては欠かせないアイテムでしょう。

また、忙しくてなかなか母乳を与えられなかったり、赤ちゃんに吸われた乳首はすごく痛いそうです・・・

 

それでも母乳じゃないとダメですか?

自分自身、母乳育児で大変だったのではないですか?

子育てって大変だから、子育て用品がどんどん進化しているんじゃないですか?

と私は思います。

 

帰宅後の会話ですが、

妻「やっぱりいるんやな。ああいうこと言っちゃう人ら・・・ホンマに母乳出んくて困ってるお母さんやったらめっちゃ落ち込むと思うわ。私はわかってるから大丈夫やけど」

私「ホンマにそのとおりやし、やっぱり時代に追いついてない人が昔の価値観とかを押し付けてくるんてあんまいい気持ちはせんよなあ。でもあの人らも悪気はないんやろな。・・・やっぱり直接言われなわからへんのやろな。」

私「やっぱりこういう人たちがおらんくならんのってさ、言われたら傷ついて落ち込んじゃう人と、サッと聞き流してしまう人がほとんどで、それは違いますよっていう人が少ないからなんやろうな。落ち込んじゃう人が声を上げる事なんてできひんし、聞き流しちゃう人もわざわざ声をあげへんしってので本当に思っていることが発信されてないからなんやろうね。聞き流せる気持ちの余裕ある人が声上げんとたぶんかわらんのやわ・・・」

私「会話しているときに俺もすごい疑問に思ってたし、何なら『ミルクで育児するのはダメなんですか?母乳出なくて困っているお母さんたちもいっぱいいます。妻はたまたま助産師だし、あなたたちみたいに悪気なく傷つけちゃう人たちがいることを知っているから貴重なアドバイスと受け止めることが出来ます。でもね、その一言で落ち込んじゃうお母さんたちがいるのをご存知ですか?もし、また別の親子を見たときにそういったことは言わずに「かわいい赤ちゃんやね。元気に大事に大きく育つのよ。ママ・パパも無理せずに便利なものは使って肩の力を抜いて子育てを楽しんでね」と言ってあげてください。』て言ったら良かった。波風立てんように黙ってたけど内心すごい言いたかった。」

妻「やっぱりそうなんや。なんか途中からすごい帰りたそうやったから。」

 

今回の件で大切だと感じたことは

①声をあげられる人がその場でなるべく早く声をあげて、それはおかしいと指摘すること

②悪気がなく言っていることでも相手を傷つけているかもしれないと考えること

③子育てで便利なものやサービスは使って楽をしたらいいということ

 

たとえ子育てをしていても、親自身にも自分の人生があります。

子育て一辺倒になってガス欠にならないように、保育サービスや子育て便利グッズにも頼って自分自身のリフレッシュ時間も充実させて、子育てと人生の二刀流を極めていきましょうね!

 

ではでは。